SBI新生銀行とSBI証券が連携して提供する「SBIハイパー預金」の預金残高が、2025年12月4日時点で5,000億円を超えました。サービス開始は2025年9月23日で、わずか72日間での到達です。金利は円普通預金の2倍にあたる年0.42％（税引後年0.3346％、2025年12月5日時点）とされています。
SBIハイパー預金は、株式や投資信託を購入するまでの「待機資金」の預け先として設計された銀行預金で、SBI証券の口座と連動し、資金移動をシームレスに行える点が特徴です。通常は証券口座内でほぼ金利が付かない待機資金に対し、預金保険対象の銀行預金として金利を付けられることから、資金効率を重視する個人投資家の需要を取り込んでいます。
残高急増の背景には、高金利に加え、「スタートダッシュキャンペーン」など複数回にわたるキャンペーン展開があります。同キャンペーンは第11弾まで実施されており、SBI証券での資産運用をより有利にする内容が継続的に企画されています。
SBI新生銀行は12月17日に東証プライム市場への新規上場を予定しており、グループ全体で「顧客中心主義」を掲げながら、預金と投資を組み合わせたサービス拡充を進める方針です。今後も金利水準やキャンペーン内容の動向が、個人投資家の資金シフトにどこまで影響を与えるかが注目されます。
【商品情報】
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source: PR TIMES