不動産テックのTERASS(東京都港区)は2025年12月22日、投資用木造マンション(木造アパート)を受注建築で提供する「EN. by TERASS」の販売を始めました。建築家の谷尻誠氏がデザイン監修し、プロトタイプは埼玉県朝霞台で建築中で2026年5月に竣工、6月の入居開始を見込みます。全国約800名の不動産エージェント網を背景に、土地探しから設計・建築、賃貸運用、売却、資金調達支援まで一体で担うとしています。

不動産投資では建築費高騰や人手不足で収益性の確保が難しい一方、省エネなどの要請も強まっています。同社は、デベロッパー在庫や販売マージンを介さず「売主から土地を直接取得」し、標準設計と一括PM(プロパティマネジメント)で中間コストを圧縮すると説明します。性能面は耐震等級3、劣化対策等級3、断熱等性能等級5、一次エネルギー消費量等級6(ZEH相当)を満たす設計が柱です。

今後は1都3県を中心に展開し、複数の建築検討案件が進行中としており、受注拡大がどこまで進むかが焦点になりそうです。

【商品情報】

EN. by TERASS サービスサイト https://lp.terass.com/en/

source: PR TIMES

Share.