Sホールディングス(東京都品川区)が運営するアパレルブランド企画のTikTokライブコマース「燕チャンネル」は、TikTok Shopの大型セール「トクトク大感謝祭」(2025年12月22日~29日)で、チャンネル別GMV(流通総額)ランキング1位となりました。配信は8日間で計164時間でした。

同イベントは年末の大型販促企画で、同チャンネルは「年末最終感謝祭」と位置づけ、深夜帯を含む24時間体制を想定した編成で視聴・購買機会を増やしたとしています。GMVは一定期間に成立した商取引の総額を示す指標です。

要因として同社は、ライブ限定のABITOKYO限定商品や特別価格セットで購入導線を強化した点に加え、ReFa、UCC、FUNNY ELVES、ヤーマンなどとのコラボで初見視聴者でも購入しやすい商品構成にした点を挙げます。さらにアパレル、コスメ、食品、家電を混在させたジャンルレス編成で回遊性と継続視聴を高め、視聴行動や競合状況に応じて配信設計を調整し購買機会の最大化を図ったと説明しています。

同社は美容や韓国コスメ、健康食品なども扱い、宮城県や三重県などの特産品をライブコマースで展開する地方再生プロジェクトにも注力しています。今後は、長時間配信の運用ノウハウやブランド連携を横展開できるかが、年末以外の平時の売上拡大と再現性の検証点になりそうです。

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