UN Women(国連女性機関)のシマ・バフース事務局長が、日本政府の招へいで2025年12月9日〜12日に来日し、日本との協力強化で一致しました。2030年まで残り5年のSDGs目標5(ジェンダー平等)達成に向け、政策・開発協力・民間連携を加速させる狙いです。訪日中は外務大臣や女性活躍担当大臣らと面会し、女性のエンパワメントやWPS(女性・平和・安全保障)などを議題に意見交換しました。最大の成果はJICAとの組織間で初となる協力覚書(MOC)の署名・交換で、日本の国際協力へジェンダー視点を組み込む枠組みを確認しました。国会議員との対話や、UN Women日本事務所が置かれる文京区との意見交換、企業幹部を招いた「ビジネス・リーダーズ・ダイアログ」も実施し、官民・自治体を横断した協働を広げました。日本はUN Womenの主要パートナー国トップ10の一つとされ、今後も危機地域支援を含む連携の具体化が焦点になります。
source: PR TIMES
