ティアックのハイエンドオーディオブランドESOTERIC(エソテリック)は、SACDハイブリッド盤2タイトルを2026年3月14日に発売します。価格はシベリウス盤が4,000円、バッハ「ブランデンブルク協奏曲全集」2枚組が6,600円です。両作は社内の「エソテリック・マスタリング・センター」でリマスタリングし、DSDマスタリングで音源を再構成しました。

対象は「ESOTERIC名盤復刻シリーズ」の新作で、オリジナル・マスターを基にSACDハイブリッド化する企画です。SACDはCD層も併せ持ち、対応プレーヤーでは高密度信号(DSD)で再生できる点が特徴です。今回は独自の「Esoteric Mastering」により音楽表現力の向上を狙ったとしています。

収録内容は、DECCA録音のブロムシュテット指揮サンフランシスコ交響楽団によるシベリウス《交響曲第2番・第5番》と《悲しきワルツ》(ESSD-90318)。録音は1989年5月30日〜6月3日、1991年5月27〜28日にサンフランシスコのデイヴス・シンフォニー・ホールで行われました。もう1作はPHILIPS録音で、マリナー指揮アカデミー室内管弦楽団のバッハ《ブランデンブルク協奏曲全集》(ESSD-90319/20)で、1980年5月23〜30日にロンドンのセント・ジョンズ・スミス・スクエアで録音されています。

制作環境にはGrandiosoシリーズ機器や専用チューニングを施した制作システムを用い、責任監修は大間知基彰氏、リマスタリングは東野真哉氏が担当します。今後は同センターを軸に、既存名盤の再評価とSACDラインアップの拡充が進むかが焦点になりそうです。

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