二見書房は12月19日、二見時代小説文庫の新刊として「暗闇に嗤う女怪 忍び同心捕り物控2」(256ページ、本体870円+税)と「おんな商人道 ご隠居は福の神15」(304ページ、本体870円+税)を発売しました。12月のテーマを「女性」とし、怪異に立ち向かう捕り物と、逆境から商いで生き直す人情譚を同時期に投入します。前者は川から引き上げられた身元不明の若い娘の遺体を端緒に、新米同心の橋場一之進が捜査を進める物語で、素破(忍びの末裔)として「陰にて奉公」を守る設定が軸です。後者は百姓一揆で父を失い、夫の急死後に息子と生きる鈴花が、海産物問屋「南海屋」を取り戻すため博多で商いを学ぶ展開で、ご隠居吉右衛門の存在が支えとなります。今後は両シリーズの続刊で、女性像と時代背景をどう広げるかが注目されます。
【商品情報】
暗闇に嗤う女怪 忍び同心捕り物控2(黒崎竜一郎)ISBN:9784576251325
おんな商人道 ご隠居は福の神15(井川香四郎)ISBN:9784576251301
公式サイト https://www.futami.co.jp/
source: PR TIMES
