ブラジル人クリエイターのルリオ氏は、交通事故で亡くなった親友で言語学者の「レモン」氏に捧げるRPG『Mr.Lemon』を制作し、PC向けにSteamで日本語対応の配信を始めています。価格は時間限定の割引が案内されていますが、割引率や期間は公開情報から特定できません。

本作はドット絵の謎解きRPGで、主人公レモンの人生を追体験しながら、言語や文字の魅力に触れる構成です。各言語にある「翻訳できない言葉」をテーマに据え、中国語の「江湖」「侠義」など直訳しにくい概念を例示しています。集めた言葉を「単語メニュー」で扱い、言葉の力を使って謎を解く仕組みも特徴です。

制作背景では、ルリオ氏が太極拳をきっかけに道教思想(『道徳経』『易経』など)へ関心を深め、中国語学習や囲碁、渡航経験へと興味を広げた経緯があります。開発は約5年を要し、途中で2度作り直したとされます。今後は、言語学や多文化理解を物語体験に落とし込む作品として、口コミや配信者の発信による認知拡大が焦点になりそうです。

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