若者によるWebプラットフォーム「ボイス・オブ・ユース JAPAN(VoYJ)」は、7周年を記念したアニバーサリーソング『アウトキャスト』を制作し、歌手・俳優・声優として活動する加藤和樹さんが歌唱を担当しました。公開日は、国連が定める「人権デー」にあたる2025年12月10日で、公式YouTubeチャンネルでミュージックビデオが配信されます。
VoYJは2018年に東京大学の学生が立ち上げた、国連機関などと連携する若者向けの情報発信サイトで、ジェンダー、障害、人種など多様な背景をもつ人が安心して思いを共有できる場づくりを進めてきました。活動の一環である「VoYJ Song Project」では、ことばにしにくい感情や社会課題を音楽で伝える試みを継続しており、過去には安田祥子さんやマシュー・モリソンさん、エリック・マーティンさんらが参加しています。
新曲『アウトキャスト』は「しめ出されたり周辺化された人」を題材とし、約30年前の少年の体験をもとに、多様性の中で生きづらさを抱える若者への共感と連帯を歌います。制作には東京大学の学生も加わり、国連機関幹部らへの「違い」に関するインタビュー企画とも連動します。SNS上での「炎上」やネットいじめが問題化するなか、運営側は、この曲が一人ひとりの「違い」を認め合うきっかけとなるかが今後の焦点になるとみています。
【作品情報】
ボイス・オブ・ユース JAPAN 7周年アニバーサリーソング『アウトキャスト』
公開日:2025年12月10日(人権デー)
配信:ボイス・オブ・ユース JAPAN YouTube公式チャンネル
問い合わせ:ボイス・オブ・ユース JAPAN 公式サイト内フォーム
source: PR TIMES
