国立映画アーカイブは、映画資料ポータルサイト「映画遺産—国立映画アーカイブ映画資料ポータル—」で、映画機材（撮影機・映写機）44点を2025年12月23日16時に追加公開します。共同開発は国立情報学研究所、協力は国立アートリサーチセンターです。
同サイトは映画機材、映画館プログラム、映画館チラシの順で資料公開を進めてきましたが、今回は第1弾で搭載できなかった機材分を補完します。追加分には、1910年代の手回し式木製撮影機「ウィリアムソン式和製撮影機」、1930年代の玩具映写機「キング家庭映写機5号機」、GHQ占領期に教育映画上映で使われた16mm映写機「ナトコ映写機」、1970年代のIMAX社製70mm映写機「オムニマックス映写機」などが含まれます。
高精細画像で背面や内部機構まで観察でき、技術史専門家の調査に基づくテクニカルデータも併せて閲覧可能になります。今後はオンラインでの研究・学習利用の広がりが見込まれます。
【サイト情報】
映画遺産—国立映画アーカイブ映画資料ポータル—
2025年12月23日（火）16時公開
source: PR TIMES