大人向けのピアノ入門書『ピアノが弾けるようになる本』が、発売から5カ月で5刷に到達しました。2025年7月3日の発売後、口コミやSNSで読者が広がり、訳者の稲垣えみ子さんが出演したNHK「あさイチ」(9月19日放送)をきっかけに、Amazonランキング「学習」ジャンルで1位(9月19~20日)を獲得するなど、いわゆる“大人のピアノ再挑戦”ブームを後押ししています。
著者は、10代で才能を認められながら音楽活動を離れ、大人になってから独学で復帰した英国のピアニスト、ジェイムズ・ローズさんです。本書は「まんなかのド」から楽譜の読み方をやさしく解説し、1日2小節の練習を6週間続けることで、バッハの《平均律クラヴィーア曲集第1巻 第1番 前奏曲 ハ長調》を弾くことを目標に構成。80ページ、価格1,430円(税込)の薄い本ながら、具体的な指番号の説明や「ジングル・ベル」での導入など、未経験者やブランクのある人でも取り組みやすい内容です。
今回の重版に合わせて、ローズさんは、日本のピアニストへの敬意とともに「シンプルなバッハの前奏曲は多くの人が手の届く目標であり、音楽家はそれを奨励すべきだ」とメッセージを寄せました。本書を使ってバッハを弾く日本の読者の演奏を、将来日本を訪れて聴いてみたいとしています。
Instagramでは、読者がバッハの前奏曲を練習し、ハッシュタグ「#稲垣さん弾いてみたよ」で演奏動画を投稿するキャンペーンも2026年1月末まで実施中です。中高年の「学び直し」需要の高まりと在宅時間の長期化を背景に、シンプルな目標設定と短時間練習を掲げた本書のスタイルが、今後も新たなピアノ挑戦者を呼び込むか注目されます。
【キャンペーン情報】
名称 #稲垣さん弾いてみたよ
内容 本書でバッハ《平均律第1番 前奏曲 ハ長調》を練習し、演奏動画をInstagramに投稿
賞品 抽選3名に「稲垣賞」(直筆イラスト入りポストカード3枚セット)
応募締切 2026年1月末日
【書籍情報】
書名 ピアノが弾けるようになる本
著者 ジェイムズ・ローズ 著/稲垣えみ子 訳
価格 1,430円(税込)
仕様 四六並製・80ページ
ISBN 978-4-8387-3329-3
source: PR TIMES
