宮島未奈さんの人気小説「成瀬あかり」シリーズ完結編『成瀬は都を駆け抜ける』が、12月1日の発売から10日間で累計28万部に達し、4度目の重版が決まりました。これにより、シリーズ3作の累計発行部数は合計200万部を突破しています。
シリーズ1作目『成瀬は天下を取りにいく』は、2024年本屋大賞や坪田譲治文学賞などを受賞した話題作で、その続編『成瀬は信じた道をいく』とともに、地方都市の日常と女性主人公の成長をユーモラスに描いた点が支持を集めてきました。完結編となる新作は京都が舞台で、滋賀県立膳所高校を卒業した成瀬あかりが京都大学に進学し、新たな仲間たちと千年の都で過ごすエピソード全6篇が収録されています。
販売面では、紙の書籍に加え、電子書籍での露出拡大も図られており、シリーズ第1巻『成瀬は天下を取りにいく』が2025年12月1日から2026年1月31日まで、Kindle Unlimitedの読み放題対象となっています。新作の第1話「やすらぎハムエッグ」も全文試し読みとして公開され、読者の間口を広げる施策が進んでいます。
若い世代を中心に口コミが広がるなか、年末年始の読書需要や映像化への期待も指摘されており、シリーズの発行部数は今後も増加が見込まれます。電子配信やキャンペーンの動向によって、ロングセラー化するかどうかが注目されます。
【書籍情報】
タイトル 成瀬は都を駆け抜ける
著者名 宮島未奈
発売日 2025年12月1日
定価 1,870円(税込)
ISBN 978-4-10-354953-6
【キャンペーン情報】
成瀬は天下を取りにいく 読み放題(Kindle Unlimited)
期間 2025年12月1日~2026年1月31日
source: PR TIMES
