虎ノ門のart cruise gallery by Baycrew’sで開催中の村松英俊個展「Return to Stone」に合わせ、履き込んだスニーカーを大理石へ置き換える合同企画「Wear to Stone」が始まった。募集は限定5名で、受付は2025年12月1日〜12月30日、制作費は70万〜80万円、納期は受注から6〜12カ月。実際に履いた靴の履き皺や色落ち、ソールの減りなど“時間の痕跡”を出発点に、村松が一点物の彫刻として制作する。会場ではMaison Margiela「Replica」のソールを大理石化した作品も展示され、ファッションを消費物ではなく、時間で価値が深まる造形として捉え直す狙いが見える。申し込みは店頭で行い、持ち物を預かったうえで作家が現物確認し制作可否を判断する。展覧会は2026年1月12日までで、企画の反響次第では同様のパーソナルオーダー型アートの広がりが注目される。

【イベント情報】

Return to Stone(村松英俊 個展)

会場:art cruise gallery by Baycrew’s(東京都港区虎ノ門2-6-3 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー3F SELECT by BAYCREW’S内)

会期:2025年11月21日〜2026年1月12日

営業時間:11:00〜20:00(19:30最終入場)

Wear to Stone 受付:2025年12月1日〜12月30日/限定5名/制作費70万〜80万円

source: PR TIMES

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