新潮社(東京都新宿区)は2026年10月21日、音楽学者の岡田暁生さんによる書籍『指揮者の歴史』(新潮選書)を発売します。本体定価は2,200円(税込)で、ISBNは978-4-10-603954-6です。判型は四六判変型のソフトカバーです。

本書は、クラシック音楽界で重要な存在である指揮者について、「指揮者そのものの歴史」を通史として扱います。これまで市場には個別指揮者の評伝や録音評、指揮技術の教本が多く、指揮者がいつ生まれ、どのように現在の職能へ形作られたかを正面から整理する文献は限られていました。

内容面では、指揮者の成立と変化を「近代社会と権力」という観点から描くとしています。ここでいう権力とは、オーケストラなど複数の演奏家を統率し、解釈や判断を集約して提示する役割が、社会制度や文化の変化とともにどのように強化・固定化されてきたか、という問題意識です。

クラシック音楽ファンにとって、演奏家個人の逸話だけでなく、職業としての指揮者が成立した背景を理解する手がかりになりそうです。発売後は、関連分野の入門書・参照書としての利用も広がる可能性があります。

【商品情報】
書名:指揮者の歴史(新潮選書)
著者:岡田暁生
発売日:2026年10月21日(水)
ISBN:978-4-10-603954-6
詳細URL:https://www.shinchosha.co.jp/book/603954

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