公益財団法人日本フィルハーモニー交響楽団は、弦楽四重奏のリハーサルを一般公開する体験型ワークショップ「日本フィル ミュージック・ラボ」を、2026年3月16日(月)19時から21時まで、セシオン杉並展示室(東京都杉並区)で開催します。対象は中学生以上推奨、定員40人で、参加費は一般2,500円、学生1,500円です。
この企画は、4人編成の室内楽が本番に向けて音楽を作り上げていく過程を「創造の現場」として公開するものです。オーケストラとも独奏とも異なり、少人数で対話しながら解釈をすり合わせていく室内楽の特徴を、観客が至近距離で観察できるのが特徴です。プログラムデザインは日本フィルのヴァイオリン奏者・佐藤駿一郎氏が担当し、楽譜の読み解き方や音色づくりの工夫をわかりやすく解説します。
参加者はリハーサル見学に加え、演奏者とのディスカッションや参加者同士の対話を通じて、「聴くだけ」から一歩進んで、音楽の成り立ちを感じ、考える視点を養うことができます。日本フィルは、年間150回超の公演や約200回の訪問コンサートなど教育・地域活動を展開しており、本企画を新たな観客層とオーケストラを結ぶ入り口と位置づけています。
今後、こうした創造プロセスに焦点を当てたプログラムが継続的に実施されれば、クラシック音楽の鑑賞体験が深化し、若い世代や初めての来場者の裾野拡大にもつながると見込まれます。
【イベント情報】
日本フィル ミュージック・ラボ
会場:セシオン杉並 展示室(東京都杉並区梅里1丁目22−32)
日時:2026年3月16日(月)19:00~21:00(18:30開場)
定員・対象:40名、未就学児入場不可/中学生以上推奨
申込:teket(12月16日(火)10時受付開始、定員に達し次第締切)
source: PR TIMES
