東京都台東区の浅草寺で2025年12月3日〜7日に開催された「ASAKUSA CULTURE & LIGHTS 2025」で、宝蔵門や五重塔などに投影されたプロジェクションマッピングの来場者数が約15万人に達しました。通常非公開の名勝・伝法院庭園と絵馬堂の特別拝観と合わせると、総来場者数は約16万人に上ります。

浅草寺では創建約1,400年の歴史の中で初めてとなる大規模プロジェクションマッピングが実施され、宝蔵門、五重塔、重要文化財・二天門の3カ所にデジタルアニメーションを投影しました。観覧は無料で事前申込も不要とし、17時30分〜21時30分の夜間時間帯に実施されました。

日中は、平時は非公開の伝法院庭園と、歌川国芳や長谷川雪旦らの大絵馬を収める絵馬堂を有料・事前申込制で公開し、1回100人の定員で約2,000人が参加しました。夜間には、光で演出された伝法院庭園の特別拝観を同じく定員制で行い、約3,000人が来場しています。

主催団体は、イベント全体の公式記録映像をYouTubeで公開し、次回開催については未定としながらも、決定次第ウェブサイトで告知するとしています。文化庁の補助事業として行われた今回の試みが、歴史的寺院を活用した文化観光コンテンツのモデルケースとなるかが注目されます。

【イベント情報】

ASAKUSA CULTURE & LIGHTS 2025

会場 浅草寺(東京都台東区浅草2-3-1)

開催期間 2025年12月3日〜7日

公式サイト https://www.asakusaculturelights.com/

公式記録映像 https://youtu.be/2DG_gDnYxMc

source: PR TIMES

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