インターネットテレビ「ABEMA」のアニメ情報番組『SHIBUYA ANIME BASE（#シブアニ）』第69回が、2025年12月5日21時から22時にかけて生放送されました。番組内企画「カプカプトーク」後編では、声優の熊谷健太郎さんがたくみ靖明さんに「常識にとらわれないキャラクターを演じる際の表現」に悩みを打ち明け、自身の演技が「真面目だと言われてしまう」と率直に明かしました。
これに対し、たくみさんは、岸尾だいすけさん、前田剛さん、佐藤せつじさんらの名前を挙げつつ、「あの人たちみたいにやろうとすると無理しているのが伝わる」と指摘し、「自分なりの表現を見つけるしかない」「背伸びはすぐバレる」と助言しました。さらに、勝生真沙子さんの「力を抜いていながら立体的な表現」に衝撃を受けた経験から、「キャラクターの魅力を引き出せればいい」と語り、熊谷さんも共感を示しました。
進路観についても踏み込んだトークが展開され、熊谷さんは「全国公開の映画で声優を務めたい」と劇場作品への意欲を述べ、「生涯現役」での活動を目標に掲げました。一方たくみさんは、声の仕事や舞台が「今いちばん楽しい」としながらも、「他に楽しいものが見つかれば辞めるかもしれない」とあくまで人生全体の幸福を重視する姿勢を表明。「人間・たくみ靖明としても勝負したい」と、声優業にとどまらない自己実現への意欲を語りました。
番組後半では、「ABEMA」週刊アニメ視聴ランキングで5週連続1位となっている『暗殺者である俺のステータスが勇者よりも明らかに強いのだが』のキャスト、水野朔さん、田村好さん、諸星すみれさんが出演。第7話のラブシーンを「一番素敵なシーン」と口をそろえて挙げたほか、アフレコ後の飲み会で距離を縮めたという現場のエピソードを振り返りました。異世界転移で欲しい要素として、作中の魔物「プラックキャット」を巡るトークも展開され、水野さんは復讐劇の行方や主人公の選択が今後の見どころだと説明しました。
また、アーティスト・Suupeasの武田雛歩さんは、自身のアニメ遍歴を語るコーナーで、人生を変えた作品として『ギルティクラウン』を紹介。この作品をきっかけに音楽ユニットEGOISTのファンとなり、Tシャツの着用モデルを務めるまでに至ったエピソードを披露しました。
今後も『SHIBUYA ANIME BASE』では、生放送ならではのトークと人気アニメのキャスト陣による裏話を通じ、声優のキャリア観や作品制作の現場を伝える場として、ファンの関心を集めていきそうです。『暗殺者である俺のステータスが勇者よりも明らかに強いのだが』は、毎週月曜の地上波放送後、深夜2時から「ABEMA」で無料独占配信が続きます。
【番組情報】
番組名：SHIBUYA ANIME BASE #69
配信日時：2025年12月5日（金）21:00〜22:00
配信：ABEMA「ABEMAアニメチャンネル」
視聴URL：https://abema.go.link/zAkW4
※期間限定で無料配信
source: PR TIMES