生成AIの社会実装に取り組むPolimill株式会社は、デジタル民主主義プラットフォーム「Surfvote」で「紅白歌合戦の組分け、撤廃すべきだと思う?」というテーマの意見募集を開始しました。投票はSurfvoteの無料アカウント登録で参加でき、誰でも自身の立場に近い選択肢を選びコメントを書き込めます。
対象となるのは、NHK紅白歌合戦の「紅組=女性、白組=男性」という長年の構図です。Surfvote上では、二つの組に分かれて競う形式そのものへの疑問や、「運動会の赤組・白組と同様で考えすぎではないか」とする意見が並びます。一方で、「日本の古い価値観が反映されておりアップデートが必要」「歴史ある番組だからこそ新しいジェンダー観を受け入れる姿勢を示すべき」といった見解も投稿されています。
紅白では2021年の第72回で、紅と白の境界を溶かすようなロゴが採用され、多様性を意識した視覚表現への移行が始まっています。Surfvoteの今回のイシューは、そうした変化を踏まえつつ、番組の伝統と、多様な性のあり方を尊重する価値観のどちらを優先すべきかを、視聴者側から問い直す試みです。
今後、投票結果やコメントの蓄積は、ジェンダー表現をめぐる社会的議論の一材料となる可能性があります。国民的番組の在り方を決めるのはNHKですが、オンライン上で可視化される世論が、番組制作や他のエンタメコンテンツの表現にも影響を与えるかが注目されます。
【投票情報】
テーマ:紅白歌合戦の組分け、撤廃すべきだと思う?
参加方法:Surfvoteで無料アカウント登録後に投票・コメントが可能
投票ページ:https://surfvote.com/issues/y19geo5gyhzl
source: PR TIMES
