鎌倉を舞台にした「契約夫婦」ものの漫画『あやかし屋敷のまやかし夫婦 契約夫婦は鎌倉で妖怪の集う家を守る』第2巻が、2025年12月10日に発売されました。原作はマイクロマガジン社の文芸レーベル「ことのは文庫」から刊行されている同名小説シリーズで、現在小説は第2巻まで販売されており、1冊目は税込770円、2冊目は税込803円で提供されています。
物語は、妖怪の集まる鎌倉の「あやかし屋敷」を引き継いだ作家と、お人よしな女性の「契約結婚」から始まる恋愛ストーリーです。あやかしに好かれない作家と、あやかしに好かれるヒロインという対照的な設定が特徴で、怪異や妖怪を題材にしながらも、関係が少しずつ深まる“じれったくて甘い”展開が人気を集めています。漫画版はおおきぼん太氏が作画を担当し、小説の雰囲気をそのままに、鎌倉の街並みや屋敷の情景を視覚的に楽しめる点が強みです。
ことのは文庫は2025年に創刊6周年を迎えたオトナ女子向けレーベルで、『わが家は幽世の貸本屋さん』など累計7万部超のヒット作も抱えています。あやかし系の作品人気が続いているなか、本シリーズが今後どこまで読者層を広げるか、小説・漫画の両面での展開が注目されます。
【書籍情報】
あやかし屋敷のまやかし夫婦 家守とふしぎな客人たち
定価:770円(本体700円+税10%)
あやかし屋敷のまやかし夫婦 家守と謎めく花盗人
定価:803円(本体730円+税10%)
source: PR TIMES
