東京都渋谷区のSURF MusicとTMIKは5日、AIトップライン自動生成エンジン「FIMMIGRM(フィミグラム)」を活用し、次世代VSingerプロジェクト「En-gene(エンジーン)」のリード曲候補となるメロディを世界中から募集するコンテスト「SURF Music × FIMMIGRM Topline Challenge」を開始しました。募集期間は2025年12月5日から2026年第2四半期までを予定し、応募には両サービスの有料アカウント登録が条件となります。
コンテストでは、FIMMIGRMで生成したオリジナルのトップライン(メロディ)をWAV/MP3とMIDIで提出します。歌詞は不要で、ラララなどの仮歌やシンセメロでの応募が可能です。既発表曲の流用など第三者の権利を侵害しないことが必須とされ、採用作品はSURF Music内の共同制作機能「SURF Sessions」でアレンジされます。agehasprings所属・関連クリエイターも制作に参加する予定で、完成曲はEn-gene名義で商業リリースされる候補作品になります。
FIMMIGRMはバックトラックのキーやコード、テンポを解析し、プロ向けのメロディを自動生成するツールで、2025年10月の大型アップデートでは解析精度と生成アルゴリズムを強化しました。現在約4万人のユーザーが登録するSURF Musicは、AI検索やコンペ機能を備え、採用楽曲の収益を100%クリエイターに還元するモデルで、オリコン1位実績も持ちます。
主催側は、AIの高速生成能力と人間の感情・意思決定を組み合わせることで、新しい音楽制作プロセスを検証するとしています。今後、応募状況や採用作品のリリース展開により、AI×人間の共創モデルが音楽産業全体にどこまで浸透するかが注目されます。
【コンテスト情報】
名称 SURF Music × FIMMIGRM Topline Challenge
募集期間 2025年12月5日〜2026年第2四半期予定
応募方法 SURF Music内コンペページから提出
詳細 SURF Music コンペページ:https://url.surf/CAZZWBJt
source: PR TIMES
