東急文化村は、2026年夏にマルコス・モラウ演出の新作舞台『金閣寺』を日本で世界初演するとともに、記念コンサートや展覧会、オンライン配信企画など2025年末から2026年にかけた主なラインナップを公表しました。あわせて、Bunkamuraオーチャードホールを含む全館が2027年1月4日から休館し、大規模改修に入ることも明らかにされています。
『金閣寺』は2026年8~9月に東京芸術劇場プレイハウスで上演予定で、三島由紀夫の同名小説を、文楽(人形浄瑠璃)と歌舞伎、コンテンポラリーダンスを融合させた舞台として再構築します。ヨーロッパで高い評価を得る演出家モラウが、人形と踊り手の共演による“新しい人形浄瑠璃”を目指す意欲作です。
2025年12月2日~2026年1月18日には、渋谷ヒカリエ9階のヒカリエホールで「織田コレクション ハンス・ウェグナー展」を開催中です。椅子約160点と家具約20点を展示し、「暮らすこと」をテーマに北欧家具デザインの職人技を紹介します。2026年2月14・15日には、東急シアターオーブで作曲家シルヴェスター・リーヴァイの80歳を記念したコンサートも予定され、日本のミュージカルスターに加え、ウィレマイン・フェルカイックやマーク・ザイベルトら海外キャストが出演します。
そのほか、大竹しのぶ主演『リア王』のオンデマンド配信(2025年11月28日~12月14日)や、公式アプリ連動キャンペーン「MY Bunkamura HAPPYホリデー!」、第35回Bunkamuraドゥマゴ文学賞授賞式レポート公開など、舞台・美術・文学を横断する企画が並びます。2027年からの休館中も、渋谷や東急線沿線の他施設で事業を継続するとしており、改修後は「Shibuya Upper West Project」の新施設と一体となった拠点整備が進む見通しです。東京の文化インフラ再編が進む中、同館がどのような形で多様な公演・展覧会を展開していくかが注目されます。
【イベント情報】
東京芸術劇場 プレイハウス(『金閣寺』)
東京都豊島区西池袋1-8-1
渋谷ヒカリエ ヒカリエホール
東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ9F
東急シアターオーブ
東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ11F
【公式情報】
Bunkamura 公式サイト https://www.bunkamura.co.jp/
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source: PR TIMES
