カラーコスメブランドのM·A·Cは、グラミー賞を受賞したシンガーソングライター、チャペル・ローンを新たなグローバル・アンバサダーに起用すると発表しました。パートナーシップは2026年から長期契約として始まり、世界各国で展開されるグローバルキャンペーンにローンさんが順次登場します。

ローンさんは、音楽活動に加え、ステージ衣装やメイクを通じた大胆な自己表現で支持を広げてきました。今回の就任にあたり、自身を育んだブランドだと位置づけつつ、アートやクィアカルチャー、ドラァグなど多様な表現を尊重してきたM·A·Cの姿勢と、自身のアイデンティティが重なるとコメントしています。M·A·C側も「すべての年齢、すべての人種、すべてのジェンダーのために」というブランドミッションと、LGBTQIA+コミュニティへの継続的な支援姿勢が一致したことを強調しました。

最初のキャンペーンビジュアルは、写真家デュオのイネス&ヴィノードが撮影し、メイクアップ・アーティストのアンドリュー・ダーリンが、白い肌と“眉消し”、グレーとブラックのアイメイク、グリッターラッシュを組み合わせた演劇的なルックを担当。M·A·Cのマットリップ「クール テディ」など、複数のプロ用・一般用アイテムが使用され、フィルム・ノワールと1930年代ミリタリースタイルを融合させた“アンドロジナス(中性的)”な世界観を表現しています。

M·A·Cは1984年にカナダで創業し、現在は100カ国以上に展開する世界的ブランドです。今回の起用によって、ブランドが掲げてきた多様性と自己表現のメッセージを、Z世代を含む新たな層へどこまで浸透させられるかが注目されます。

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source: PR TIMES

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