医療Webメディア「IOCiL(イオシル)」は、2026年1月24日から6月13日まで、がん医療をテーマにした全6回のオンラインセミナー「がん医療の今を知る ~予防・検診から診療、予後まで~」を開催します。各回60分で、受講料は1回1,650円(税込)、全6回一括は8,910円(税込)。Zoomによるライブ配信に加え、見逃し配信も用意されます。

セミナーは大阪国際がんセンター総長の松浦成昭氏が総合監修を担当し、わが国で患者数が多い大腸がん・肺がん・乳がん・前立腺がんを中心に解説します。日本では2人に1人が生涯にがんを経験するとされ、大腸がんは年間15万人以上、乳がんと前立腺がんはいずれも年間約10万人が診断されるなど、身近ながんがテーマです。対象は医療従事者と一般の人で、難しい専門用語を避けながら最新の治療や検診の考え方を紹介します。

各回では、内視鏡やロボットを用いた低侵襲手術、個々の患者に合わせた「個別化医療」、複数診療科が連携する「集学的治療」など、近年の進歩を具体的なデータとともに取り上げます。乳がんの早期例で5年生存率が約95%に達していることや、前立腺がんの治療選択肢の広がりなど、「不治の病」から「克服可能ながん」へと変化する現状も説明されます。

主催者は、正しい知識を持つことが予防や早期発見、治療選択に直結するとし、がん専門医以外の医療職や一般の人に「自分や家族の健康を考えるきっかけにしてほしい」としています。今後はセミナーでの反応を踏まえ、他のがん種や生活習慣病などテーマ拡大も検討される見通しです。

【イベント情報】

セミナー名:がん医療の今を知る ~予防・検診から診療、予後まで~

開催期間:2026年1月24日~6月13日(各回土曜19:00~、全6回)

開催形式:オンライン(Zoom配信、各回60分、見逃し配信あり)

受講料:各回1,650円(税込)/全6回8,910円(税込)

申込方法:Peatixまたは医療Webメディア「IOCiL」特設ページから

source: PR TIMES

Share.