オンラインカウンセリング「うららか相談室」で、CBT-I(不眠の認知行動療法)に基づく8週間の睡眠改善プログラムが12月3日に開始しました。価格は33,000円(税込36,300円)。eラーニングと心理士のメッセージ伴走を組み合わせ、18歳以上を対象に精神科専門医・古川由己氏が共同開発・監修しています。

日本では一般成人の30〜40%が不眠症状、慢性不眠は約10%とされます。国際ガイドラインはCBT-Iを第一選択とし、4〜8週間で7〜8割が改善を実感した報告があります。CBT-Iは考え方と行動を整え、就床時刻の調整や刺激制御、睡眠日誌などで“眠る力”を回復させる手法です。

本プログラムは「学ぶ→試す→振り返る」をオンラインで完結し、通院負担や専門家不足の課題を補います。うららか相談室は750名超のカウンセラーが登録し、利用者の93%が継続意向と回答(2024年1月調査)。医療行為ではなく、服薬中は主治医への相談が推奨されています。

今後は効果データの開示や福利厚生・自治体での導入拡大が焦点で、通院が難しい層への選択肢拡大が期待されます。

source: PR TIMES

Share.