冬は外出控えで活動量が落ちる一方、食機会が増え「冬太り」が課題です。江崎グリコは2025年12月15日、大阪市内とオンラインでセミナーを開き、1日の消費エネルギーの約60%を占める「安静時エネルギー消費」に着目する重要性を示しました。全国20〜50代400人調査では、安静時消費が運動時より多いと知る人は28.8%でした。BMI25以上30未満の成人40人の試験で、ビフィズス菌GCL2505株と食物繊維のイヌリンを4週間摂取した群は、プラセボ比で安静時消費が2週で1日101.8kcal、4週で84.4kcal増加(p<0.05)。増加分は約1800〜3300歩相当と説明します。別研究では内臓脂肪・体脂肪の低減も確認され、腸内で生成される短鎖脂肪酸(酢酸など)の関与を推察。今後は腸内環境を整える食習慣の啓発と研究拡大が焦点です。
source: PR TIMES
