3月27日、第41回日本栄養治療学会学術集会で、Zeneのゲノム解析サービス「Zene360」を用いた探索的ランダム化比較試験の結果が報告されました。松下記念病院の橋本善隆医師らが職員224人を解析し、ゲノム結果を提示する群は歩数が+654歩/日、非提示群は-278歩/日となり、群間差は932歩/日で有意でした。

対象はパナソニック健康保険組合松下記念病院の職員224人で、ゲノム解析結果の提示あり111人、提示なし113人に割り付けました。主要評価項目は介入前後の歩数変化で、提示あり群は6,567歩から7,222歩に増加し、提示なし群は7,487歩から7,209歩に減少しました。

解析では年齢・性別・BMIなどを補正した線形混合モデルを用い、歩数の介入効果は932.07歩/日と推定されました。副次評価項目の食事では、脂質摂取量が-4.43g/日の方向に変化したことも示され、遺伝的素因情報の提示とヘルスカウンセリングが日常行動の見直しに結びつく可能性が示唆されました。

一方、検証期間は3か月で、生活習慣病の長期的な予防効果まで直接示すには限界があります。今後は長期追跡や多施設での検証を通じ、ゲノム情報を行動変容支援に実装する際の有効性と運用方法の確立が焦点になります。

【イベント情報】
学会名:第41回日本栄養治療学会学術集会
演題名:ゲノム解析結果が生活習慣病予防に向けた行動変容に与える影響 ―探索的ランダム化比較試験―
発表者:橋本善隆先生 ほか
公式HP:https://www.zene.co.jp

AI生成記事のため誤りを含む場合があります

PRTIMES

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