中村学園大学(福岡市城南区)とeatas(福岡市中央区)は、1,000名超の栄養・食事指導データを用い、管理栄養士の「行動変容支援スキル」を客観的に可視化する共同研究を始めました。面談動画やチャット履歴、体組成の変化、行動変容の記録を突合し、成果につながる対話の型を見いだします。
個別最適化された栄養支援の需要が高まる一方、現場では栄養知識の提示だけでなく、本人の生活背景に沿って行動を変える支援が求められています。しかし対話力などの対人支援は経験則に依存しやすく、座学やロールプレイ中心の教育では実践知の体系化が課題でした。
研究では、指導結果と対話内容をひも付けてスキル要素を抽出し、スキルと成果の相関を統計的に検証して評価指標を整備します。さらに成功事例を分類・モデル化し、養成校や現職者研修向けの教材・教育プログラムへ落とし込みます。今後、成果が再現可能な教育モデルとして普及すれば、栄養指導の質の均てん化やサービス高度化につながる可能性があります。
