宮城県仙台市の社会福祉法人あいの実は、「あいの実オレンジアカデミー」で実施していた特定技能外国人向け「介護職員初任者研修プログラム」第2期の修了を2026年1月22日に明らかにし、修了者4名へのインタビュー内容を公開しました。修了者はミャンマー出身2名、バングラデシュ出身1名、中国出身1名です。
修了したのは、エー サンダー トゥーエーさん(24歳)、エー エー トゥーさん(26歳)、モッラ エムディ ハサンさん(31歳)、ジョ デンミンさん(46歳)で、ミャンマー出身の2名は2025年11月末に来日したとしています。受講生は多国籍の背景を尊重しながら学び、休憩時間などに振り返りや目標共有を行ったということです。
介護分野では人材不足が続く一方、在留資格「特定技能」は2019年に創設され、対象は介護など14分野です。さらに厚生労働省は2025年、条件付きで特定技能外国人の訪問介護への参入を容認しました。現場での活躍には、介護の基礎知識や手順を学ぶ「介護職員初任者研修」の修了に加え、専門用語の理解が重要で、介護福祉士試験でも外国人受験者の合格率は3~4割程度とされ、学習支援の必要性が指摘されています。
同法人は2021年設立で、外国人受講者の特性や日本語レベルに合わせたサポート体制を整え、学びやすい環境づくりを進める方針です。今後は、外国人介護人材が地域で継続して働けるよう、教育と定着支援の実効性がどこまで高まるかが焦点になります。
