伯東、浜松ファーマリサーチ、サムライイメージングパートナーズの3社は、日本国内における放射性医薬品の前臨床から早期臨床研究・試験の効率化を目的に、新プロジェクト「(仮)放射性医薬品創薬支援プロジェクト」を開始しました。国内外のCROやイメージングセンターなどと連携を広げ、開発支援体制の強化を目指します。

放射性医薬品は、放射性同位体を用いて体内の病変を可視化したり治療したりする薬で、近年は中枢神経(CNS)やがん領域で核医学の関心が再び高まっています。一方で日本では、独自の規格・制度、予算規模、事業化(マネタイズ)上の障壁により、新規開発が海外に比べ難しいという認識があります。

伯東は2015年からベルギーTRASIS社の放射性化合物の自動合成装置を日本で展開してきました。浜松ファーマリサーチは非ヒト霊長類(NHP)を用いた非臨床試験に特化し、AAALAC Internationalの完全認証のもと薬効薬理や薬物動態などを支援します。2025年12月創業のサムライイメージングパートナーズは核医学コンサルティングや関連資材販売などで前臨床から臨床までの支援を掲げます。

プロジェクトでは、CRO、イメージングセンター、受託試験会社、合成装置サプライヤーが連携し、新規放射性医薬品の研究開発需要に迅速に対応するアライアンス形成を進める方針です。すでに一部のCROやイメージングセンターと協議を開始しており、今後は参画企業の拡大と支援メニューの具体化が焦点となります。

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