佐賀大学医学部看護学科などは、気管支喘息のある中高生を対象に、小児から成人医療へ移行する「喘息トランジション」教育の効果を、佐賀県内の中学・高校約10校、1,000人以上で検証します。期間は2025年10月~2026年2月で、科学研究費助成事業(基盤研究C)の助成対象研究です。

取り組みは、佐賀大学医学部附属病院や国立病院機構嬉野医療センター、スプライングローバルと連携し、インタラクティブ動画プラットフォーム「hihaho」を教材に活用します。動画内の選択肢やクイズを通じて能動的な学習を促し、疾患理解やセルフケア意識の向上、周囲の理解形成を狙います。

教育効果は、再生完了率やクイズ正答率、関心の高い視聴箇所などの視聴ログを解析して定量評価します。実施面では通信負荷を避けた時差視聴、個別視聴用イヤホン配布、TeamsやClassi経由でのURL共有などで学校現場の運用負担を抑えます。今後、ログに基づくエビデンスが蓄積されれば、学校での慢性疾患教育や医療移行支援の標準化につながる可能性があります。

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