手術痕や外傷後に残る瘢痕(はんこん)の色調差・質感差を周囲皮膚になじませ、外見変化への支援「アピアランスケア」を補完する治療として、BMCクリニック南青山(東京都港区)が「色素形成外来」を展開している。色素で色味を補整する「パラメディカルピグメンテーション」と、微細針で組織再生を促す「スキンリジュビネーション(Dry Needling)」を統合し、形成外科治療の“仕上げ”を担うという。

瘢痕は治癒後も視覚的な目立ちが心理社会的回復の妨げになり得るとされ、同院は「傷跡を消すのではなく、馴染ませる」発想でQOL向上を狙う。色素は国際基準に基づき安全性評価が行われたものを使用し、乳輪乳頭再建などにも応用する。スキンリジュビネーションは血流改善やコラーゲン・エラスチン再構築を期待し、妊娠線などにも適応可能としている。

2026年には、創傷外科などで専門性を持つ鍵本慎太郎医師(がん研有明病院形成外科副医長)の協力を得て体制を強化し、データ駆動型で施術精度の向上を進める計画だ。

【関連情報】

BMCクリニック南青山 パラメディカル:https://bmc-clinic.jp/paramedical/

株式会社NMT Japan:https://nmtgroup.jp

source: PR TIMES

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