北海道小児膠原病の会は11月29日、設立4周年の記念イベント「お医者さんのきもち、わたしのきもち」を札幌エルプラザとオンラインの両方で開きました。事前アンケートでは、医療現場のコミュニケーションの難しさが5段階平均で4とされ、認識のズレが課題として示されていました。

第1部では、小児科医の佐藤泰征医師が医師側の「プロフェッショナリズム(専門職としての判断と責任)」をテーマに講演しました。続いて山田純一氏(メディカルソーシャルワーカー/行政書士)が、患者側が必要な力として「患者力(エンパワメント)」を紹介し、情報理解力・意思決定力・自己管理力・コミュニケーション力の4要素を挙げました。

第2部は当事者や家族も交え、コミュニケーションツール「マイレポート」の活用を題材に座談会形式で意見交換しました。膠原病は症状が多様で治療が長期化しやすい背景があり、対話を通じて相互理解を深める場になったといいます。

同会は2021年12月25日に設立し、5年目も子どもたちが将来の夢を描ける社会を目指して活動を継続する方針です。支援者や医療者を含む参加の裾野を広げ、医療現場の対話の質を高める取り組みが続く見通しです。

【イベント情報】
イベント名:対話からはじまる医療のかたち「お医者さんのきもち、わたしのきもち」
開催日:2025年11月29日(土)
形式:ハイブリッド(札幌エルプラザ/オンライン)
公式HP:https://www.h-syonikogen.com

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