2017年9月23日刊の実用書『医療事務の現場で役に立つ 外国人患者の接遇と会話』が6刷に到達。税込1540円。英語・中国語・韓国語の3言語で、症状確認から受付・予約・処方・会計までの会話例を収録し、見せて指すだけで通じる“指差し会話帳”としても使えます。

刊行は株式会社秀和システム新社(東京都千代田区)。初版から8年超の増刷で、現場ニーズの継続がうかがえます。外国人患者の受診増に合わせ、専門用語の誤解回避や個人情報・支払い説明の注意点を平易に整理しました。

対応言語は3言語に絞り、頻出フレーズを精選。受付票や予約確認、薬の用法・用量など重要場面を中心に、数値や指示語の言い換えにも配慮。紙ベースゆえ端末や通信に左右されない利点もあります。

翻訳アプリが普及する一方、即時に使える定型フレーズ集の需要は当面続きそうです。研修や標準マニュアルへの採用が広がれば、受診体験の均質化と待ち時間短縮に寄与すると見込まれます。source: PR TIMES

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