一般社団法人日本循環器協会は、公開セミナー「Go Red for Women Japan健康セミナー2026:赤をまとい女性の心臓病を考える」を2026年2月に東京(定員400人)と大阪(定員250人)で開催します。参加費は無料で事前登録制です。東京は2月7日、大阪は2月21日に実施し、東京会場には元プロテニスプレーヤーの杉山愛さんが登壇します。
同企画は、女性の心臓病予防の啓発活動「Go Red for Women®」の趣旨に沿い、2月の啓発機会にあわせて実施されます。日本では心臓病が女性の死因第2位である一方、循環器疾患が「男性の病気」と捉えられやすく、受診や診断の遅れにつながる点が課題とされます。さらに、女性で現れやすい非典型的な症状による見逃し、閉経後に増える高血圧や脂質異常症、高齢女性で重症化しやすい心不全、AEDによる救命率の低さ、健診受診率の低迷なども論点に挙げています。
日本循環器協会は米国心臓協会(AHA)と協定を結び、2023年から「Go Red for Women Japan」を開始しました。参加者数は2024年約350人、2025年約800人と増加しており、2026年も「赤いもの(服やマフラーなど)」の着用を推奨して、予防と症状理解を広げる場にします。東京では更年期との違いも含む“見逃し不整脈”や循環器病ケアを扱い、大阪では女性の心筋梗塞のサインと予防、ランウェイ企画「Wear Red Japan Runway」も予定されています。今後は、継続開催を通じて女性の循環器疾患に関する認知を高め、早期受診や予防行動につなげるかが焦点になります。
