富士レビオ・ホールディングス(東京都港区)とシスメックス(神戸市)は2026年2月5日、認知症検査に関する販売協業で合意しました。富士レビオHDの全自動化学発光酵素免疫測定システム「ルミパルス®」と認知症関連試薬を、両社で合意した地域・国でシスメックスが独占販売します。

狙いは、治療薬の普及に伴い高まる検査ニーズに対応し、アルツハイマー病を含む神経変性疾患領域で検査の早期普及とグローバル展開を進めることです。WHO推計では認知症患者は世界で5,500万人以上、2050年には1.3億人に増える見通しで、認知症の60~70%はアルツハイマー病が占めるとされています。

両社は免疫検査領域で2023年10月に業務提携基本契約を結び、その後も2023年11月に試薬のCDMO契約、同12月に試薬原料供給の基本合意を行うなど連携を具体化してきました。今回の合意では、販売対象国を順次拡大し、展開国・地域が190以上あるシスメックスの販売網を活用する計画です。

販売はブラジルから始め、中南米、中東、アジアなどへ広げる方針です。対象国の具体的なリストや開始時期の詳細は示されておらず、今後の発表や各国での導入体制の整備が普及スピードを左右しそうです。

【関連リンク】
参考リリース(※1): https://www.fujirebio.co.jp/information/pdf/20231010_news_FR.pdf
参考リリース(※2): https://www.fujirebio.co.jp/information/pdf/20231130_news_FR.pdf
参考リリース(※3): https://www.fujirebio.co.jp/information/pdf/20231214_news_FR.pdf
WHO出典PDF: https://apps.who.int/iris/bitstream/handle/10665/344707/9789240034624-eng.pdf
富士レビオ 詳細: https://www.fujirebio.co.jp

PRTIMES

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