スイッチOTC※として発売された胃腸薬「タケプロンs」が、「日経トレンディ」2025年12月号特集「2025年ヒット商品ベスト30」で業界別ヒット大賞(医薬品部門)を受賞しました。対象期間は2024年10月〜2025年9月に発表・発売された商品・サービスで、「売れ行き」「新規性」「影響力」の3指標で評価されています。
タケプロンsは、2025年8月1日に発売された要指導医薬品で、医療用と同じ有効成分ランソプラゾール15mgを市販薬として初めて配合したPPI(プロトンポンプ阻害薬)です。PPIは胃酸分泌を強力かつ持続的に抑える薬で、従来の市販胃薬とは異なる作用機序が特徴とされています。同誌は「従来の市販薬になかった強い胃酸分泌抑制効果が、胃に悩みを抱える消費者の支持を得た」と評価しました。
厚生労働省の調査では、胸やけや胃もたれなどの自覚症状を持つ人は増加傾向にあり、仕事や睡眠、食事への影響などQOL低下が課題となっています。1日1回1錠、14日分で希望小売価格2,508円(税込)としたタケプロンsは、水なしでも飲める口腔内崩壊錠とし、忙しいビジネスパーソンなどがセルフケアに取り入れやすい仕様にした点も支持拡大につながったとみられます。
今後は、同剤の販売状況や利用者の評価が、ほかの医療用成分のスイッチOTC化や胃腸薬市場全体の高付加価値化に影響を与える可能性があります。
【商品情報】
製品名 タケプロンs(要指導医薬品)
発売日 2025年8月1日
容量・価格 14錠(14日分) 2,508円(税込)
効能 胸やけ、もたれ、胃痛
お問い合わせ先 アリナミン製薬 お客様相談室 0120-567-087(9:00〜17:00、土日祝除く)
source: PR TIMES
