損害保険ジャパンは、男性更年期(加齢に伴う男性ホルモン低下などで心身に不調が出る状態)をテーマにした健康経営の取組みを始めました。2025年6月から社内の健康ポータルサイトで基礎知識を発信し、11月の国際男性デーに合わせたオンラインセミナーには全国から310人が参加しました。同社社員の平均年齢は45.4歳(2025年3月末時点)で、影響を受けやすい年代に当たるといいます。セミナー後アンケートでは満足が95.8%、今後も情報提供を望む回答が90%となり、関心の高さが数値で示されました。背景には、10月の「SJピンクリボン月間」で女性の健康課題を扱う一方、社員から男性の健康課題も取り上げてほしいとの声があったことがあります。男性更年期は症状が緩やかに進むため気づきにくい点も課題です。今後は社員に加えて家族にも情報を届け、性別を問わず健康を支え合える環境づくりを進める方針です。
source: PR TIMES
