日本政府は2026年2月11日、JICAを通じてUNICEFに9億8,000万円の無償資金協力を行い、アフガニスタン全34州でポリオ根絶に向けた予防接種強化を進めるとした。対象は5歳未満の子ども1,200万人以上で、取り組み期間は12カ月です。

支援は、定期予防接種と追加予防接種活動に使う経口ポリオワクチンの調達・供給を後押しし、到達が難しい地域や保健サービスが十分でない地域でも接種機会を確保します。経口ポリオワクチンは口から投与するワクチンで、集団としての免疫を高め感染拡大を抑える手段です。

アフガニスタンはポリオが残る世界最後の2カ国の一つとされます。野生株ポリオウイルスの症例は2024年の25件から2025年12月時点で10件へ減少した一方、2025年8月の地震による保健施設の損壊やサービス中断、帰還者の増加が未接種児のリスクを高めています。JICAは1974年から同国の保健分野を支援してきました。

今後は、ワクチン供給の継続性を確保しつつ、定期接種と追加接種を重ねて必要な免疫水準を維持できるかが焦点です。高リスク地域での流行を抑え込めれば、アフガニスタンでのポリオ根絶達成を後押しする展開が見込まれます。

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公式HP:https://www.unicef.org/tokyo

PRTIMES

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