日本医師会は「地域に根ざした医師会活動プロジェクト」第5回シンポジウムをハイブリッド開催し、テーマ「こどもの救急~夜、休日、急に具合が悪くなった時には?」の内容を特設サイトと公式YouTubeで公開しました。夜間・休日の受診先に迷う場面を想定し、初期救急(一次)から二次・三次救急までの役割分担と地域連携を議論しました。第1部では初期救急の担い手として医師会の機能を取り上げ、神奈川県の小児救急体制などを共有しました。具体例として、松戸市医師会の「松戸市夜間小児急病センター」、岩国市医療センターが2025年4月に始めたDtoPwithNによる小児の来院型オンライン診療、沖縄県のLINE×AIチャットボットを使う「#8000LINEアカウント」などを紹介しました。第2部では重症対応の二次・三次救急との連携設計に医師会が関与する点や、救急車要請で緊急性が認められないケースに対する選定療養費の扱いなどを示し、拠点病院と医師会の「顔の見える関係」が重要だとしました。日本医師会は今後、都道府県医師会・郡市区等医師会と連携し、こどもの救急対応を持続可能にする体制づくりを支援していく方針です。

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