一般社団法人 星つむぎの村は2025年12月1日、公益財団法人 小林製薬青い鳥財団の「2025年度 小林製薬青い鳥財団賞」を初めて受賞しました。副賞は記念品と300万円です。病院や施設、被災地での出張プラネタリウムや、医療的ケア児とつなぐオンライン配信を通じ、困難を抱える子どもたちに希望を届けてきた実績が評価されました。

同団体は山梨県北杜市を拠点に、移動式プラネタリウムや星空観望会を展開。2024年は病院・施設112件、学校・幼保27件、イベント等31件で上映し、インターネットライブ「フライングプラネタリウム」を41回実施しました。被災地域(石川県輪島市・珠洲市・七尾市)や宮城県名取市閖上でも復興応援の取り組みを続けています。

フライングプラネタリウムは、自宅や病室から参加できる双方向の星空ライブで、移動や体調の制約があっても安全に楽しめるのが特徴です。

代表理事・高橋真理子さんは、「星はどこにいても、誰にとっても変わらず輝いています。私たちはこれからも“すべての人に星空を”届けるべく歩んでいきます」とコメントしました。

副賞は活動基盤の整備や情報保障、移動支援、遠隔対応の拡充に充て、よりインクルーシブな星空体験を広げる計画です。教育や福祉の現場との連携が深まるほど、病気や障害の有無にかかわらず参加できる「希望の場」が各地へどれだけ定着するかが今後の注目点です。

【活動情報】

星つむぎの村 公式サイト http://hoshitsumugi.org

星つむぎの村 活動紹介 https://hoshitsumugi.org/planetarium/

source: PR TIMES

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