小児がんなど重い病気の子どもが治療の節目ごとにビーズをつなぐアート介在療法「ビーズ・オブ・カレッジ」が、宮城県立こども病院と神奈川県立こども医療センターに導入されました。東北エリアでの導入は初めてで、導入施設は国内34カ所(2025年11月現在)になります。

同プログラムは、輸血は赤いビーズ、脱毛の開始は顔のビーズなど、処置内容に対応したビーズを医療スタッフと話しながら子ども自身がつなぎ、治療の過程を可視化する仕組みです。アート介在療法は創作活動を通じ心理面を支える手法で、治療の振り返りや自己肯定感の向上、周囲への説明のしやすさにつながるとされています。

神奈川県立こども医療センターは小児がん拠点病院(全国15カ所)のうち6番目の導入です。今後は東北地方を含め、参加機会の地域差縮小と導入先拡大が進むかが焦点になります。

【関連情報/公式サイト】

シャイン・オン・キッズ https://sokids.org/ja/

宮城県立こども病院 https://www.miyagi-children.or.jp/

神奈川県立こども医療センター https://kcmc.kanagawa-pho.jp/

source: PR TIMES

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