湘南鎌倉総合病院(神奈川県鎌倉市)は2026年2月10日、がん治療のホウ素中性子捕捉療法(BNCT)を導入し、有償の特定臨床研究として実施を始めたと明らかにしました。治療対象は全身の固形腫瘍で、国内既存のBNCTと比べ一定条件下で中性子線出力が約3倍という装置を用います。
BNCTは、がん細胞に集まりやすいホウ素薬剤を投与した後に中性子線を照射し、がん細胞内で反応を起こして選択的に破壊する治療です。通常診療ではなく国の制度に基づく特定臨床研究として行い、画像検査で正常組織よりがんに薬剤が集まりやすいことが確認されるなど、一定基準を満たす患者を対象にします。
同院は、治療装置にCTを併設し、本邦初とする高精度イメージガイドや高出力加速器を特徴に挙げます。背景には、神奈川県内で陽子線治療施設を運用してきた実績や、BNCTの臨床研究が国内外で進み効果が期待されている点があります。
今後は研究で得られるデータをもとに、安全性と有効性の確立と普及につなげ、手術が困難または負担が大きい患者の選択肢拡充を目指すとしています。
【イベント情報】
記者会見:2026年2月19日(木)午前10時~
会場:湘南鎌倉総合病院 D棟(先端医療センター棟)4階 トレーニングセンターA
参加連絡期限:2月18日(火)午後17時まで(広報室へメールまたは電話)
詳細URL:https://www.skgh.jp/news/142688
PRTIMES
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ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)を開始
