神奈川県は、運動習慣の少ない働く世代の女性向けに、ゆっくり走る「スローラン」を紹介する解説動画とリーフレットを新たに公開しました。県の調査では、成人の週1回以上のスポーツ実施率が20~50代で低く、特に女性20~40代は40%未満とされています。

今回のツールは、ロンドン五輪女子長距離日本代表でパナソニックエンジェルスの吉川美香コーチが監修しました。スマートフォンで視聴できる約5分の講義編と準備運動・実践編の動画では、「視線」「上半身」「骨盤」「接地」の4点を軸に、運動に慣れていない人でも取り組みやすいフォームや準備運動を解説しています。スローランはウォーキングとランニングの中間にあたる運動で、ウォーキングよりエネルギー消費量が約2倍とされ、筋力・体力向上やシェイプアップ効果が期待できると説明しています。

また、効果や走り方、おすすめのコースをまとめた三つ折りリーフレット「スローランで私が変わる」はじめてガイドも作成されました。15秒のCM動画は2025年12月と2026年1月にJR横浜線と横浜市営地下鉄の車内サイネージで放映され、認知度向上を図ります。県は、時間や場所の制約が大きい働く女性が日常のスキマ時間で運動を始めるきっかけとして、今後もオンライン情報発信を続けるとみられます。

【関連情報(スローラン動画・資料)】

かながわで Let’s スローラン!特設ページ

スローラン普及促進動画 講義編(約5分)

スローラン普及促進動画 準備運動・実践編(約5分)

スローラン普及促進CM動画(15秒)

「スローランで私が変わる」はじめてガイドPDF

source: PR TIMES

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