福岡地所は2026年1月26日、福岡市東区の九州大学病院キャンパス内で、賃貸型ウェットラボと創業支援を備えた「エフラボ九大病院」を正式開業しました。地上6階、延床面積は9,665.04㎡で、地下鉄箱崎線「馬出九大病院前」駅から徒歩5分の立地です。
同施設は九州大学病院と渡り廊下で連結し、臨床機能との連携を想定しています。共用のシェアラボでは共通実験機器34種を用意し、最短1か月・1ベンチから利用可能としました。専有区画は4〜6階に配置し、最小54㎡から最大で1フロア1,175㎡まで対応します。
福岡都市部ではウェットラボ(試薬や水回りを使う実験室)を備えたライフサイエンス特化施設が限られ、研究開発の段階に応じた環境不足が企業成長の課題になっていました。施設内には2〜3階に「九州大学病院ARO次世代医療センター」「九州大学生命科学革新実現化拠点」が入居し、開業時点で50社超が参画するエコシステムを形成するとしています。
今後はインキュベーション施設「FIL.九大病院」などを通じて参画企業を拡大し、福岡を起点とした研究・産業の発展に寄与できるかが焦点です。なお、国立大学病院キャンパス内で民間企業がレンタルラボを開設する取り組みは国内初とされています。
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