聖心美容クリニックは、銀座院で高精度肌診断機「VISIA」の結果を基に、皮膚科専門医が治療内容や順序、使用機器まで個別に設計する「カスタマイズスキンプログラム」を始めました。全3プランで、来院1回につき3メニューを組み合わせ、定期的な診断で効果を確認しながら内容を調整します。
同院によると、レーザーや高周波(RF)、注入、内服、外用など選択肢が増えた一方、施術名で選んで肌状態に合わない治療を繰り返し、効果を実感できず中断するケースもあるといいます。VISIAはシミ、しわ、毛穴などを画像解析で可視化する診断機で、診断と治療を一体で進める点が特徴です。
プランはライト(16メニューから3つ)、スタンダード(26メニューから3つ)、プレミアム(35メニューから3つ)の3種類。初回に3回分の計画を作成し、当日の肌状態により医師判断でメニュー変更も可能としています。今後は単発施術中心から、診断に基づく継続的な最適化へ需要が広がるかが焦点です。

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