岡山大学などの共同研究グループは、沖縄県西表島の山中の滝でミヤイリガイ(カタヤマガイ)の新亜種を発見し、「イリオモテミヤイリガイ(Oncomelania hupensis iriomotensis)」として正式に記載・命名しました。論文は米国の軟体動物学専門誌「Malacologia」に2026年2月11日付で掲載され、DOIはhttps://doi.org/10.4002/040.068.0104です。

ミヤイリガイは日本住血吸虫の中間宿主として知られ、過去に人体被害とも関わってきたため、研究チームは新亜種の同定に加え感染リスクも検証しました。その結果、新亜種を用いた日本住血吸虫の感染実験と、発見地での環境DNA解析(環境中に残る生物由来DNAの検出)では、感染リスクを示す証拠は得られなかったとしています。

一方で、この新亜種は水田周辺の低地ではなく滝周辺に産地が限られ、分布が極端に狭いといいます。環境省レッドリストの評価基準に照らすと絶滅危惧IA類相当とされ、保全措置の検討が求められる状況です。

今後は、日本住血吸虫症の潜在的なリスクをより確実に評価するための研究継続が必要です。同時に、限られた生息地の保全に向け、調査と対策を進めることが課題になります。

【関連リンク】
詳しい研究内容(PDF):https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r7/press20260323-1.pdf
大学公開ページ:https://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id1512.html
論文DOI:https://doi.org/10.4002/040.068.0104

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PRTIMES

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