長野市民病院(長野県長野市、400床)は2026年3月9日、院内で運用する生成AIアシスタントの活用により、業務時間を年間5,472時間削減できたと明らかにしました。月平均では約456時間で、常勤職員約3名分に相当します。調査は生成AIを積極的に活用する職員111名を対象に行いました。

医療現場の人手不足が深刻化する中、医療者が患者対応に充てる時間を増やす狙いです。生成AIは紹介状や退院サマリなど診療文書の下書き、緊急受け入れ時の過去カルテの一括要約、情報収集、音声文字起こしを伴う記録作成などに使われ、約2年半で50種類以上のアシスタントを開発しました。

仕組み面では、2023年6月にプライベートクラウド上で生成AIエンジンを構築し、2023年8月に電子カルテデータと生成AIの直接連携に成功しました。ユニリタ提供のデータ活用基盤と、ノーコードETLツール「Waha! Transformer」、生成AIクラウドサービス「SecuAiGent」を用いて連携基盤を整備しています。

効果測定は2025年4月〜2026年1月の利用実績を基に、アンケートで導入前後の削減時間を把握し、各アシスタントの実行回数を乗じて換算(12カ月未満は補正)しました。アンケートでは「業務効率が向上」48.1%、「効率と質の両方が向上」45.6%、「診療の質が向上」3.8%、「変化なし」2.5%でした。今後も安全な運用体制のもと、医療の質と生産性の両立を図る院内実装モデルとして運用を継続し、病院DXを進める方針です。

【関連リンク】
公式HP:https://www.hospital.nagano.nagano.jp

AI生成記事のため誤りを含む場合があります

PRTIMES

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