40代以上の男女128人を対象にした主婦の友社の調査で、手指の痛みやこわばりなどのトラブルを抱える人は約6割にのぼりました(2025年12月10~16日)。日常で困る動作では「ペットボトルのキャップが開けられない」など、指先に力が要る作業が多く挙がっています。

一方、痛みがあっても病院に行っていない人は6割近くで、理由は「老化だと思う」「そのうち治る」など自己判断が中心でした。背景には、へバーデン結節(指の第一関節に痛み・腫れ・変形が出る進行性の疾患)など、放置で悪化し得る病気が含まれる点があります。国内患者は300万人以上とされ、中高年女性に多いといいます。

同社は、冨永喜代医師の新刊で、自宅で行う「10秒神経マッサージ」(1か所10秒、道具不要)を7種類紹介。痛みで筋肉や関節が硬くなり血流が落ちる「悪循環」を断ち切る狙いで、症状別の組み合わせも示しました。今後は、セルフケアの普及とともに、違和感の早期受診を促す情報発信が課題になりそうです。

【商品情報】

書名:「キャップが開けられない」「指が痛い・こわばる」人のお助けBOOK

著者:冨永喜代

発売日:2025年12月19日

定価:1540円(税込)/A5判128ページ

公式URL:https://www.amazon.co.jp/dp/4074621436

source: PR TIMES

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