国境なき医師団(MSF)日本は6月5日、ガザ地区でイスラエルと米国の資金援助で運営された「ガザ人道財団(GHF)」の軍事化された食料配給所に関連し、MSFが2025年6〜10月にハンユニスのアッタールおよびマワシ地区の診療所で少なくとも32人の死亡を確認し、負傷者1885人を治療したと明らかにしました。

MSFによると、国連が調整していた従来の援助拠点約400カ所が、GHFの4カ所の拠点に置き換えられ、警備や統制の下で人々が限られた場所へ集中しました。MSFは現場での治療記録や患者の証言を基に、配給の過程で暴力や死傷が起き、外傷だけでなくトラウマや長期の後遺症が続くとしています。

GHFは2025年5月下旬に稼働を開始し、暴力で数千人が死傷した後に「6カ月で終了した」とされています。一方で、全面封鎖や大規模避難、医療施設の破壊が重なり、2025年半ばに宣言された飢饉の一因になったとの指摘もあります。

MSFは、援助の軍事化を繰り返さないための独立した調査と説明責任、妨げのない人道アクセスの確保を関係者に求め、居住地を問わず民間人に安全かつ十分な規模で届く支援を継続して要求するとしています。

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公式HP: https://www.msf.or.jp

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