オイシックス・ラ・大地が展開するミールキット「Kit Oisix」シリーズの「腸内環境ごはんKit」に、通常品と比べて最大約5倍の食物繊維を含むオリジナル麺を使った新メニュー3種が加わります。生パスタは文科省食品成分表掲載の一般的な生パスタ(1.5g/100g)と比べて約5倍、中華めんは約1.7倍、うどんは約2.6倍の食物繊維量となり、12月11日から順次販売されます。

新麺には、日清製粉が開発した高食物繊維小麦粉「アミュリア」を使用します。アミュリアは小麦粉100gあたり約17gの食物繊維を含み、一般的な小麦粉の約5倍で、その約8割が腸内細菌のエサになりやすい「発酵性食物繊維」です。腸内環境研究を行うメタジェンが全メニューを監修し、1食1人前あたり10g以上、かつ8種類以上の食物繊維・オリゴ糖を含む設計としています。

日本では「日本人の食事摂取基準(2025年版)」に基づき、30〜64歳男性22g/日、18〜74歳女性18g/日などの食物繊維目標量が設定されていますが、実際の摂取量は不足しており、雑穀や野菜などを十分にとれていないことが課題です。Oisixの会員調査でも「腸内環境を整えたい」としつつ、具体的な行動が取れていない人が9割を超えました。日常的に食べる麺類の食物繊維を高める今回の取り組みは、こうした「始め方がわからない」「続けにくい」という声に、献立付きミールキットで応える狙いがあります。

腸内環境をテーマにしたミールキット市場は、健康志向の高まりとともに今後も拡大が見込まれます。Oisixと日清製粉、メタジェンの3社連携による高機能主食の開発が、他社サービスや外食産業にも波及し、日常の食事での食物繊維摂取の底上げにつながるかが注目されます。

【商品情報】

腸内環境ごはんKit(Kit Oisix内シリーズ)

高食物繊維オリジナル麺使用メニュー3種

販売開始日 12月11日(木)から順次

Oisix公式サイト https://www.oisix.com/sc/chonaikankyo

source: PR TIMES

Share.