一般社団法人いびき無呼吸改善協会は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)と診断経験のある全国の男女117人を対象に、日常生活への影響を調べた。診断前に日中の強い眠気を経験した人は90.6%で、「ときどきあった」59.8%、「よくあった」30.8%だった。調査は2026年4月9~14日にインターネットで実施した。
眠気を感じる場面は「仕事中(会議・デスクワークなど)」が27.8%で最多となり、「食後」18.8%、「テレビや動画視聴中」14.4%が続いた。SASは睡眠中に呼吸停止が繰り返され、深い睡眠が妨げられることで、睡眠時間を確保していても強い眠気が起きうる状態です。
生活への影響では「仕事や学業の集中力が続かなかった」が31.9%だった。受診のきっかけは「家族・同居人に勧められた」が33.9%と最も多く、本人が疲労や気合不足と誤認しやすいという背景も示唆される。
現在の対策は「生活習慣の改善(減量・禁酒など)」27.7%、「睡眠姿勢を意識」24.9%が挙がった。同協会は、周囲の気づきと受診勧奨が早期発見に重要で、適切な診断・治療や生活習慣の見直しで改善が見込めるとして、情報発信と支援を続ける方針だ。
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「睡眠は足りているのに耐えられない眠気」睡眠時無呼吸症候群(SAS)当事者の約9割が日中の強い眠気を経験
